色々とアメリカではレールガンとか、レーザーとかは噂されていましたが、今来ましたか…、北の牽制に使えそうですね


2017/07/18
米海軍艦に初めてレーザー兵器を実戦配備
「LaWS」
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ペルシャ湾に展開する米海軍艦に、世界で初めてレーザー兵器が実戦配備。

レーザー兵器でドローンを破壊する実射実験を行った。

海軍のドック型輸送揚陸艦「ポンス」に実戦配備されたレーザー兵器システムは、頭文字を取って「LaWS」と呼ばれる。

艦長は
「弾丸よりも精度が高い」
とのこと。
「軍に行き渡っている他のニッチ兵器システムは、それぞれ上空で接触する相手のみ、あるいは海上の目標のみ、または地上の目標のみに対してしか通用しない。だが今回の兵器は多様な目標に対して使用できる」
と解説。

LaWSは光の速さで標的に迫る。
速度はICBMの5万倍。

LaWSは接近してくる物体に対して大量の光子を放つ。
「風の心配も射程の心配も、ほかに何の心配もいらない。光速で目標に対峙できる」
という。

実射実験では、乗員がドローンを発進。

レーザー兵器班が照準を合わせる。
「目標を見て照準を合わせれば、その目標を無力化できる」

その後一瞬のうちにドローンの翼が炎上し、機体は数千度の熱にさらされて損傷、海上に墜落。

攻撃は無音で、目にも見えない。
「電磁スペクトルの目に見えない部分で運用されているので、光線は見えないし、音もしない。だが途方もない効果がある」
と大尉。

精度も極めて高いことから、周囲への破壊を抑えることも可能。
「目標上の特定の一点を狙うことができ、必要に応じて無力化や破壊ができる」
「周囲を巻き込む被害は縮小できる。弾丸が目標の先まで到達して、損傷させたくないものまで損傷させる可能性について心配せずに済む」
と艦長

約45億円をかけて導入。
運用に必要なのは、小型発電機で生成する電力と、3人の乗員。
使用コストは
「1発当たり1ドル程度」
と艦長はいう。

現時点では、航空機や小型船舶を無力化または破壊することを想定している。